・カビに嫌われる浴室づくり
・
わたしはカビがこわいです.
だって やつらは見た目がきもちわるいだけでなく、健康に被害をもたらし、
勢力を増せば、ちょっとこすったくらいじゃけして取れなくなる.
だから 決めたんです.
わたしたちの浴室はカビに嫌われよう!
いままで、幾つかの古い古いおうちに住んだ経験から(古い住処ネタは、また今度お話します)、
カビというのは、いちど深い根をはられてしまうと、もう人間の力では太刀打ちできないくらいの手強さだと思っていて、
強力な塩素系漂白剤の力をもってしても、落としきれない.
はえてしまったカビを掃除することよりも、
カビがはえないような環境を整えることがだいじ、そして、そのほうが簡単なんだと思いました.
だから、いまのおうちに住むときに、
少ない予算から まず優先してリフォームしようと思ったのは、浴室でした.
リフォーム直後の浴室です.
これは入居前の浴室.
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わたしたちにとっては、
それでも大きな出費でしたので、
ショールームでは悩みに悩みました.
(たのしかったけど)
まず、なにより重要視したのが、「掃除のしやすさ」.
実は、このユニットバスには、標準で鏡の横に棚が3段ついているんですけど、
そんなもの、カビの思うツボだよ!と思ってはずしてもらいました.
水栓も、いちばん凹凸のないものを選び(これについては、浴槽側に蛇口が近づけられるもののほうが便利でしたが)、
水栓上の棚も、奥行きがいちばん浅く、そしてフラットなものにしました.
浴槽も、真四角でつるんとしたものにしたかったのですが、
わいさん(夫)が、この、中に段のあるものがいいといって聞かず、あとで恨まれたらやだなあと思って、しぶしぶ聞き入れたのでした. (もし子どもができたら、その段のところに座らせて、一緒にお風呂に浸かるんだ!と意気込んでいたらしい)
壁の色や模様も迷ったけれど、
水アカがいちばん目立ちにくそうなものにしました. クリームがかった、ほんのり木目調です.
濃い色のアクセントを一面だけ取り入れるとかっこいいのですが、水アカには負けるだろうと思って、全面同じ色にしました.
(そうして本当によかった)
標準の棚はとってもらいましたが、
逆に無理言って(オプションにもないものを)つけてもらったのが、
このタオルバーです.
掃除用具を吊り下げたくて.
この面は、入って右手、体や頭を洗うときに、いちばん遠くて、シャワーのお湯がかからず、体が当たったりすることもない場所です.
お風呂に入りながら、気になる細かいところをすぐにこすれるし、
あがるときには、毎回スキージーをかけています.
そして、浴室内に置いているシャンプー類は、
これだけ.
泡ポンプの洗顔も、なくなったら石鹸で洗顔するので、
シャンプーとトリートメント、それから、
吊り下げている石鹸だけになりそうです.
(赤ちゃんがうまれたら、ポンプ式のボデイーソープを買う予定なので、またこの状態に戻るはず)
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浴槽の形状を、わいさんの好きなものにするのと交換条件として、
浴室を責任もって掃除する、という約束をしました(うまいことやった).
だから、気をぬくとすぐにぬめりそうな浴槽のフチも、わいさんはちゃんと掃除してくれています.
排水溝には、床と同じタイルが貼られたフタがついていますが、
普段はそれをはずして、洗面台下にしまっちゃっています.
気がついたら排水の網に、ゴミがたまりまくって大変なことに!ってゆう経験が何度もあるので、見えていればその都度掃除ができて清潔を保てるんです.
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床は、ヒヤッとしなくて、クッション性のある ホッカラリ床 というもので、
これが本当にホッ、なので、冬はとてもいいんですけど、そこまでカラリではないんです.
だから床も毎日スキージーやってるんですが、それでもタイルの目地のところ、水滴が残って、
このジメジメの時期には、翌朝ピンクのカビがうっすらはえている、ってこともよくあります.
ほんと、やつらはすごいよ!
すごい生命力!
気がついた時点で、すぐ掃除.
入居してから、もうすぐ一年になりますが、
いまのところ、まあまあ綺麗、な浴室を保てています.
わいさんこれからもがんばってください(^.^)
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