・"もったいない"を理解する
わたしは、
物でも人間関係でもデータでも、いま必要のない物を持っていることが苦痛なんです.
大切だと思うものしか、持てる力がない.
だから、捨てることに、ほとんど躊躇がありません.
そして学んだんです.
「いつか使えるかも」と思って取ってあるもののほとんど全てが、使える日など来ないってことを.
・
今日、
実家の洗面台の小さな歯ブラシ収納の中の歯ブラシを、捨てようよと、母に提案しました.
だって、いま家族が使っている歯ブラシは、
洗面台の表に出ていて、表に置いてある歯ブラシの中にさえ、今使っていない歯ブラシがあるくらいで、
収納内の歯ブラシは、どれが誰のものかすらわからないうえに、いつから置いてあるかもわからないのです.
使っていない歯ブラシの中に3本、とても高価なものがあって、そのうち2本は表に出ていますが、誰も使っていません.
ブラシの部分が交換できるものなのと、高価なので、捨てるなんて選択肢は皆無のようです.
収納内の他の歯ブラシは、誰がが泊まったときに、1日だけ使ったものがほとんどなのですが、どれを誰が使ったかわからないんです.
そんな歯ブラシ、この先一生出番が来ないこと、ちょっと考えたらわかります.
だから、わたしは、これ全部捨てようよと言いました.
けれども母は、とても嫌そうな顔をして、もったいない!って言うんです.
結局捨ててくれたんですけど、とても不機嫌でした.
・
わたしにとっては、
2度と使わないもののためにスペースを取られるばかりではなく、汚れの原因にもなるものを置いておくことのほうが、
よっぽどスペースがもったいない!って思っちゃうんだけど・・・
ものを減らしたいって言ってる母ですが、
やっぱり最初に、もったいないって気持ちが来ちゃうんだろうなあっておもいました.
それを頭ごなしに否定してたら、喧嘩になっちゃうだろうなーって、気をつけなきゃっておもいます.
人には人の、経験や想いや考えがあるんだし.
・
だけど、、
もったいないとおもうものを、残しておくために、
本当に必要なものがどのくらいあるのが把握しずらくなって、
たくさんのストックを買ってしまったりしますよね.
だって実家には、新しい歯ブラシが何本もあるんですよ.
いま、使っている歯ブラシの数、急に必要になったときに困らないための数を整理しておかないと、どんどん増えちゃう.
それも、いろんなところにはいってるから、ますますわからない.
本来は必要ない歯ブラシを集めれば、高価な歯ブラシが買えるのに・・.
・
わたしは昔、化粧水とか、ファンデーションとか、使い切る前に違うものを試したくなって買って、
それまで使っていたものがもったいなくて捨てられなくて、どんどん増えていっちゃうタイプだったので、
母のことは責められません!
なんか、なぜだか、いつか使える日がくるような気がしてしまう.
その機能を失っていない物って、
なんとなく、捨てる物に分類できない、その気持ち、思い出してみれば、よくわかる!
だけど、結局のところ、
1人が使うものって、1アイテムにつき1つで、
残しておいて同じ役に立つことなんてほとんどないんだよね.
だから、1アイテム1つ. プラス ストック1つ.
に してるんです、わたしは.
そうしないと気持ち悪くなりました.
・
実家には実家の、
母には母の 生活のスタイルと価値観がありますから、
なるべく理解したいです.
でも、母も物は少なくしたいと言っているので、
あまり喧嘩にならない程度に、
物を整理して持つ方が、もったいないことが減るっていう考えを、共有できたらうれしいな(^。^)っておもいます.
我が家の洗面台収納は古くて、小さい↓コレ
だけど歯ブラシは1人1本.
化粧水やオイル、クリームもひとつづつ.
だからこの収納で十分です^o^
↓ 家の絵をクリックして、このブログを応援していただけたらとってもうれしいです.
ここまで読んでくれてどうもありがとうです