・ご報告. おチビが産まれたらおデカだった話
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こんばんは.
わたしはいま、産婦人科に入院しています.
昨夜娘が産まれました.
朝起きたら寒気と関節痛.
熱をはかったら微熱.
おまけにお腹が痛みはじめて、すぐ産院に向かうと、熱は39度近くになっていて、
インフルエンザが疑われ、
そんな中で、陣痛は本格化して、
本当に地獄を見ました.
陣痛の必須アイテムと言われるテニスボールも、あまりの痛さに見向きもされなくなり、
誰の問いかけにも答えられず、
激痛すぎて逆に声もあげられず、涙を出すこともできず、
ベッドの上、あぐらをかいて髪をたらし、
ひたすら、息をはきつづけ、
一回の陣痛の波で、一本ずつ骨を折られていくような痛みに耐えているわたしの姿を見ていたわいさんは、
あ、この人はついに悟りをひらいたんだ、
と思ったらしいです.
実際は、ここで気を失えたらどんなに楽だろうかと思うほどつらくて、
何故だかわたしのフーフー呼吸に合わせて、一緒に深呼吸しているわいさんに軽く、何してんの、とか思いながら、
陣痛室のテレビのバラエティー、この人が笑い終わるまで耐えよう、とか、変な目標立てたり、
笑顔の穏やかな口調で、まだまだよ〜がんばって〜とか言ってくる助産師さんに、お前は鬼や!とおもったり、
(実際にはまだまだではなかった. あれがまだまだ続いてたら、体力失ってたはず)
でも、痛みのせいであらゆる俗世をシャットアウトしたようなわたしの姿は、悟りの境地.
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やっぱりあの痛みでまだまだなわけはなく、
最後の追い上げのスピードがすごかったのです.
最後の最後まで
サトリスタイルの無声で出産.
あとから聞けば、何故だかわいさんも一緒になっていきんでたらしい.
最後はやり切るしかないので、意外と冷静なわたし.
わたしもわいさんもゾロ目産まれなのですが、
何秒かの息継ぎ時間に、わいさんを振り返って、ゾロ目じゃなくなるよ、残念だね!と言ったり、
そして産まれた我が子.
でも高熱のせいで、万が一のウイルス感染対策として、
産まれてすぐに保育器に入れられ、
わたしは隔離されたので、そのあとも、
保育器を窓越しにしか見ることができませんでした.
そのとき見えた赤ちゃんはこんな!
顔はオニギリ.
手の指はメタル.
女の子なのに金太郎という名前がぴったりなくらい、丸々して、
すでにボンレスハムの太もも.
え、、でかい.
全然おチビではないじゃん!とおもったのでした.
あ、でも今日、初めて近くで見れたんですが、きのう思ったよりは、
ちゃんと新生児並に小さかったです.
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初めての入院ですが、
新しく建て替えられたこの産院、
とっても綺麗で設備もよくて、
ちょっと良い目のビジネスホテルのような個室(全部屋個室なんです)、
ごはんも病院食って感じじゃなくて、すっごく美味しくて、おやつまであって、
アメニティーとか、お産入院に必要なものほとんどすべてセットにして用意してあるし、
今日はエステまでしてくれて(顔か足を選べます)
明日の夜は豪華なお祝い膳がでます.
ほんとに快適でずっといたいくらい.
(でも、ぜんぜんセレブ産院じゃないんです、金額は普通なんです)
わたしは、赤ちゃんに会えず寂しい気持ちもありますが、
体を休めるのに必要な時間なんだ、と割り切って、しっかり休みたいと思います.
明日からは同室になれるみたいでドキドキです. なんだかこわい.
でも、すごくうれしいです(^。^)
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あのオニギリ娘を新しい家族に迎えて、
これからも整理整頓かんばります.
何年も何年も前から、
こんな日が来ることを夢見ていました.
この腕に、そして、わいさんの腕に、抱かれる我が子を想像しては、
そんなふうになったらいいなってずっと.
実際には、体はつらいことばかりで、
大変だったけど、
わたしもわいさんもがんばったけど、
あの子はもっとがんばったなあっておもいます.
ほんとにここに来てくれたこと、感謝します. 元気な姿を見せてくれたこと、ありがたくおもいます.
ここから、再スタートなのですね.
大事にします.
そして、無理せず気軽にがんばります.
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わいさんは、男の無力さを知った、と言い、
わたしに、
ほんとに頑張ってくれた、1億円あげたいよ、
と言ってました.
(そのつもりでがんばって!)
これからも、マイペースにブログ更新できたらな、って思います.
育児の内容増えるかもしれませんが、
これからも、どうぞよろしくおねがいします.
はー、色々痛いので、
今は休める時にたくさん休みます(^。^)
え、、、まつげささると思ってちょっと引っ張ったら、一気に6本抜けたんですけど・・
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