やさしいせかいとわたしたち

わたしと家族とその暮らし。手の届く範囲の、たのしいこと。

・幸せの中身は笑顔だけではなかった

 

 

f:id:matsumoto_ten:20170115220839j:plain

 

 

 

 

ず〜っと、こどもがほしかったんです.

こどもは苦手で、かわいがれた ためしがないんですが(じぶんがこどもだから).

 

なんとなく、せっかく女にうまれたし、

せっかく結婚もできたんだし、

可能性があるなら、経験してみたいと思ったんです.

それから、わいさんが、こどもを抱っこしたらどんなかんじだろう、って

わたしにさえやさしいから、

じぶんたちのこどもには、きっとメロメロになるんだろうなあって、

なんだかその光景って、しあわせそうだなあって、

 

それで、ずっと、こどもがほしかったんです.

 

 

 

 

それから、いろいろとあって、

いまは、ずっと夢だった、

赤ちゃんが、わたしたちの赤ちゃんが、

こんなに近くに いつも、います.

 

ぜったい ぜったい しあわせだと、

まいにちが、微笑みなんだと、信じて疑わなかった夢が、

叶ったんです.

 

 

でも、

この、しあわせすぎるまいにちの中身は、

けして、笑いだけではなかった.

 

そこだけは、完全に、想像しそこねていました.

 

 

泣きたくなることのほうが多いくらいなんです.

妊娠2ヶ月目からはじまった つわりは、結局産むまでおさまらなかった.

でも産んだら楽になるって、

それだけを信じて耐えましたが、

 

たしかに、吐き気はさっぱりなくなったけど、

こんどは、痛い!

とにかく痛い.

痛み止めがまったくきかないくらい、特に産後2週間は、地獄のように痛かった.

それでも、なんの罪もない赤ちゃんが、

わたしだけを頼りに生きているような気がして、

歯をくいしばって授乳.

 

そうしたら、

あげるほうも、吸うほうも、初心者ですからね、上手に吸えないもんだから、

乳首が切れて、血がにじむ!

縫った傷に加えて、こんどはおっぱいまで激痛.

それでも、あげなければ、母乳はつくられないし、赤ちゃん吸うのうまくなれない.

だから耐えました.

 

やっと、吸うのがすこしずつうまくなってきたな、血もにじまなくなってきたな、

とおもったら、

こんどは、親の生活に都合のいいようには眠らない赤ちゃんです.

授乳して、おむつかえて、途端にまた、うんちして、またおむつかえて、やっとのこと寝かしつけて、育児日記つけて、不安なこと調べたりしてたら、

もう、つぎの授乳の時間で赤ちゃん泣いてる.

これがループ.

 

だけど、

そうゆうものなんだ、うちだけじゃないんだ、

と、すこし心落ち着いたら、

こんどは急に広がる湿疹.

みるみるうちに、顔中が真っ赤に腫れて、

ところどころ、ジクジクしたりして、

かわいそうで かわいそうで、

洗い方を変えてみたり、クリームを塗ったり、

でも、親も知りあいもインターネットも、

我が子にぴったりの答えは持ち合わせてはいないので、

何が正しいのかまったくわからない.

 

なにかをためしたり、変えてみて、

もし悪化したらどうしようと思うと勇気がでない.

 

・・・

 

そんなわけで、

生まれてからというもの、

 

痛い、眠い、疲れ、不安、恐怖、

で、その隙間に、かわいい、かわいい

ってゆう かんじです.

 

とくに、

授乳中、一心不乱に、一生懸命に

おっぱいに吸い付く姿は、

もう 愛しい以外の なにものでもないです!

 

 

 

 

たしかに、

想像とは だいぶちがった.

赤ちゃんに、やさしく微笑むわたし、なんて

ほとんど、どこにもいなかった.

 

たぶん、いつも、けわしい顔して

どうしよう、どうしたらいいんだろうって、

不安で、わからなくて、

それでも、じぶんでどうにかしなきゃいけないから、なんとか やってます.

 

だけど、

たしかに 言えることは、

 

とてもとても しあわせです.

 

赤ちゃんが かわいいです.

赤ちゃんをかわいいと思って、協力してくれるわいさんや、家族がいます.

親身になって、相談にのってくれる ともだちがいます.

 

かじりつきたくなるくらい可愛い、と

わいさんは言います.

ほんとに、抱きつぶしたくなるくらい可愛いです.  なにこのいきもの!

 

それでも 泣きたくなる時、

やっぱり あるんです.

 

泣きたくても、泣けない つらいときもあるんです.

 

この子は、ある日急に外の世界に出てきて、

そりゃ不安でしょうけどね、

だけど、わたしも、

じぶんから望んでいたんだけどさ、

ある日急に、母としての人生がはじまった.

 

周りのたくさんのひとたちが、

おめでとう、おめでとうって、

うれしいでしょう、よかったねって、

言ってくれて、

わたしもうれしい.

 

けど、

 

うれしいも、くるしいも、

すべてが あたらしく、はじまったんです.

だから、不安で、あたりまえだよね.

できないこと、あっても、しかたないよね.

 

 

その、すべて ひっくるめて、

いま、とても

しあわせです(^.^)

 

ありがとう

やさしいせかい

 

f:id:matsumoto_ten:20170115234449j:plain

 

これは、去年の暮れに、

わいさんが京都に出張に行って、

カランコロン京都とゆうお店で買ってきてくれた、

リバーシブルマフラー.

 

トリの刺繍がかわいいんだぁ.

ウール100%であたたかいよ、

まだ使えてないけどね、

明日の1ヶ月健診で、問題なかったら、

このマフラーで、モヒカンちゃんと、わいさんと、

お散歩 したい..なあー

 

 

↓ 下のバナーをクリックして、このブログを応援していただけたらとってもうれしいです(^.^)

いつも よんでくれて ありがとう...

ブログランキング・にほんブログ村へ