やさしいせかいとわたしたち

わたしと家族とその暮らし。手の届く範囲の、たのしいこと。

・乳児性湿疹のその後 と、予防接種を知る

 

 

ただれたように真っ赤になってしまった、もひちん

の、顔から肩にかけての湿疹は、

時期的なものか、薬のおかげなのか、

かなり ひいてゆきました.

 

いまでは、保湿を中心に、

ところどころ、ポツっとできてるところだけ、薬をぬってます.

ステロイドだけど、年単位で使っても問題ないものらしいです.

 

 

皮膚科の先生は、

みんななるから、ツルツルなのが普通だと思わなくていい、と言ってました.

赤ちゃんだから、どうしても、ツルツルじゃないといけないような、気がしちゃってました.

 

 

最初湿疹がでたとき、

一時ひいたのに再度広がったとき、

どちらも、

すごい勢いで、短時間で一気にできたので、

いま落ち着いているけど、

またすぐに広がるかもしれないなあー..

 

ステロイドについては、

じぶんなりに勉強して、納得したうえでつかってるわけだけど、

それでもできるだけ、使いたくはないから、

マメに保湿をしてあげよう.

 

なんなら、

いっしょに自分の保湿もしちゃおっと!

 

かかりつけの皮膚科ができたからよかった.

はじめての場所に一人で行くのこわいんです.

 

 

 

 

自治体から届いた予防接種の案内.

なにこれ、

意味がわからないー

ヒブ?ブヒ?🐷

なに?  こんなにいっぱい打つの?

そして一気に何本も打つの?

さらに、同じものを何回も打つの?

 

自治体の、予防接種簡単ナビ とゆうサイトは、

生年月日など入力すると、勝手にスケジュールたててくれる、とても便利なものなのですが、

 

最初スケジュールみたときびっくりしてしまって、

1日で4・5本打つとか、大人だってそんなことないのに、

赤ちゃん大丈夫なの!って.

 

 

で、やっぱり

いつも頼りにしている先輩ママふたりに、

すぐさま聞いてしまった・・・

 

ふたりともめっちゃ丁寧に教えてくれたおかげで、(ありがとうー)

ようやく、予防接種を学ぶうえでの拒否反応がとりのぞかれ、

ひとつひとつ、どんな予防接種なのか、

副反応はどんなものがあるのか、

など、調べて、

任意のものも、ほとんどすべて受けることに決めました.

 

で、早速予約の電話したら、

もう2月は予約いっぱいで、

初回が3月になりました.

 

わたしの誕生日翌日ー.

おねがい、誕生日プレゼントとして、

どうにか無事終わりますように.

 

 

・・・

そういえば、母になったことを実感したのって、

もひちんの名前が呼ばれたときに、わたしが返事をしたり、

薬をもらったりしたとき、だなあ.

 

あ、わたし、保護者してるわ、って.

 

 

もひちん〜

きょうは寝れないもひちん〜

ねむすぎてー大泣きしてるのに隣で寝ちゃってたー

ごめんねーもひちん

 

f:id:matsumoto_ten:20170131184445j:plain

 

  

↓ 下のバナーをクリックして、このブログを応援していただけたらとってもうれしいです(^.^)

いつも よんでくれて ありがとう...

ブログランキング・にほんブログ村へ

・我が子に会えた日の記録、続編

 

 

出産したあと、

眠れないベッドで わいさんとメールしたときに、

わいさんが送ってくれたメールです.

 

(今後、わいさんにイライラしたとき、

読み返して、落ち着きを取り戻したいとおもいます)

 

 

 

「頑張ったね。ありがとう😊

家に帰って来てホッとして思い出してウルウルしながら日記を書いています。本当にありがとう。

これからもよろしくお願いします。」

 

 

「人が誕生する瞬間に立ち会うなんてそうそうないよ。そんな素晴らしい経験をさせてくれて、感謝しても仕切れないよ。」

 

 

(うまれたねーと、わたしが送ると、)

「ヌルッとヤッホーみたいな感じで出て来た。

元気だったね。」

 

 

元気でよかった。

だけど、これからが本番ですね。これからも力を合わせて頑張ろう!」

 

 

(朝になってから)

 

「本当に頑張った。おいら思い出し泣きしそう。100億円あげたい」

 

 

「ここまで10ヶ月辛い思いをして来て昨日一番辛い峠だだったんだよね。」

「昨日は一緒にイキんじゃったよ。」

「1人枕を濡らしながら二度寝する…」

 

 

「男なんてなんの役にも立たねえ。女性は素晴らしい」

「全然泣かないし、深呼吸してる時なんて悟りを開いた聖母のような顔でしたよ。」

「俺なんてテニスボールグリグリして、背中さすって挙げ句の果てにテレビ見てただけだもの。役立たずや。」

「はー、涙が流れるよ」

「生まれたんだね。本当に素晴らしいし感謝しても仕切れない」

 

 

「産むぞって時なんて、頼もしすぎた。本当に汗を拭いてあげることしかできなかった」

「あと勝手に一緒に深呼吸してイキむくらいしかできなかった。お前が深呼吸してイキんでも何も起きねーよって感じなのに」

 

 

「立ち会うってとても大事だよ。夫として父として、ここからは俺が頑張らなきゃいけねえ!って思わせてくれる。」

 

 

 

 

こうしてふりかえると、

わいさんは本当によく協力してくれました.

 

おもえば、

つわりで苦しむわたしの世話を、

何も文句言わずに当たり前のようにしてくれたし、

(マジで一人でなにもできないレベルだったので、

仕事に加えて、介護で相当疲れたとおもいます.

夜も、わたしが眠れるまでマッサージとかしてくれたなあ)

 

 

出産してからも、

お仕事お休みとって、毎日面会時間の最初から最後までいてくれた.

 

痛くて心細かったので、

どれほど救われたかわかりません!

 

赤ちゃんのお世話が始まると、

さらに不安で、どうしたらいいかわからなかったのですが、

わいさんがいてくれる間は、なんか、

がんばれました.

 

 

そして、退院後も、

休日は、実家に泊まり込みで、赤ちゃんのお世話ん手分けしてやってくれて、

その間は、体も心も休まりました.

 

 

思うように連携プレーできなくて、

イライラすることも正直たくさんあるけれど、

とっても感謝しています.

 

 

 

 

赤ちゃんに対しては、

お世話をすればするほど、

母性が溢れてきました!

 

もう かわいくてかわいくてかわいくて、

「たべちゃいたい」が、よく当てはまります.

虫歯菌をうつしてしまう危険性で、どうにか我慢してますが、

終始チューしたい衝動にかられています.

 

 

客観的にみて、

かわいい赤ちゃん、かどうか、

なんて、もうどうでもいいわけですね、

存在自体が、もう、キューンなんです.

 

頭や耳や口のにおいを

スーハーしている変態です、わたし.

 

気がついたら1オクターブくらい高い声で話しかけていて、

その勢いでわいさんと話したりすると、

なんか  変な感じになります.

 

 

泣いて眠らせてもらえない、つらい夜中、

授乳後、腕の中でやっと眠った娘に、

誰にも聞こえないように、

 

生まれてきてくれてありがとう

と、

だいすき!

 

を、何千回も言ってます.

 

 

 

 

うまくいかないこと 

わからないこと

たくさんありますが、

わいさんと力をあわせて、

たのしく子育てしていけたらいいなあ.

 

 

つらくなったり、かなしくなったり、

ムッカーなったとき、

この記事が、役に立つことを願って.

 

f:id:matsumoto_ten:20170130171346j:plain

 

 

 

↓ 下のバナーをクリックして、このブログを応援していただけたらとってもうれしいです(^.^)

いつも よんでくれて ありがとう...

ブログランキング・にほんブログ村へ

・我が子に会えた日の記録、後編

( (お産の記録、後編です.

痛そうな表現もあります.

苦手な方は、読むのをお控えください.) )

 

 

 

死に物狂いで再び分娩台にのぼり、

内診したら、急にあわただしい.

子宮口がいきなり8センチ.

 

ほれみろ、痛すぎるんじゃ、

これで生まれなかったら、人間誰が産めるんじゃ、ぼけ

と、言いたかったが、声出せず.

 

さっきまで

まだまだよ〜がんばって〜、なんて笑顔で言っていた助産師さんも、

もういきんでいいよ、と真顔で言う.

 

 

動物は、やっぱり本能があるんだね、

いきみ方なんて知らなかったけど、

その瞬間、

よしきた、まかせろ!という強い気持ちだけに支配された.

不思議だね、あんなに怖くて不安だったのに、

 

陣痛が本格化すると、

恐怖心は消え、

この痛みに耐えるのも、産むのも、

もう じぶんしかいないんだ、

逃げることはできない、

やるしかない、

という 覚悟がうまれる.

 

さ、次の波が来たら、わたし乗りますよ.

人生最大の力だしますよ!

 

 

 

 

きた.

冷静にビデオを思い出す.

2回深呼吸.

3回目で息止めて、

頭の血管切れそうなくらい力を入れる.

あごはひいて、

天井に向かっていきんで、と言われその通りにする.

上手よ〜と褒められ、

これでいいんだ、がんばろう、

と 思えた、1度目のいきみ.

 

 

2度目の波がきた.

同じようにがんばる.

手は抜かない.

その瞬間、大きな風船がお腹の中でわれるかんじがして、

助産師さんが、ハイ!何時何分自然破水!と言った.

あ、いまの破水だったんだあ.

 

そしてあわただしく、先生が呼ばれてやって来た.

 

助産師さんが、

はい、つぎでうむよ!

と言った.

 

オーケー、やってやる.

 

 

3度目の波.

おなじようにがんばろうとするも、

なぜか途中で陣痛の波が途絶えてしまい、

うそでしょ? 待って、行かないで陣痛〜泣

仕方がないので、いきむのやめる.

 

助産師さんが、あれ?どうしたの?

途中で終わっちゃって・・

とこたえる.

じゃ、次ね、次よ!

 

 

そして、4度目の波.

 

やるしかない、

やるしかない、

で、がんばる.

 

先生が、お産をすすめるために、ちょっと切開しますね、と言ったと同時に、

ジョギン!ジョキン!と、

よく切れるハサミの音が響き渡った!!

痛みはまったく感じなかったが、

音が響きすぎてびびる.

 

(後ろにいたわいさんは、先生の手に飛び散る鮮血を見て、ひぃぃぃ〜とおもったらしい)

 

 

呼吸止められるかぎりの、

ふんぬぅ〜〜!!!

 

すると、

はい、もう力抜いて〜と言われ、

短く呼吸するように指示される、

 

あ、これもビデオで見たやつだ、

オーケー知ってるよ、知ってる、

あー終わったのね、

と おもった瞬間、

 

あ、やっぱりまだ、もう一回力入れて!

 

え、うそでしょ、なにそれ!

・・とおもったら、

 

 

おめでとうございます〜

生まれました〜

と言われた.

10時過ぎの出来事.

 

え、出たの?ほんとに?

 

噂に聞いてた、爽快感はなかったので、

ちょっとびっくりした.

 

あー、終わったんだ、

と、達成感はなく、呆然としてしまった.

 

赤ちゃんは、

泣き叫ぶでもなく、ふえーん、と穏やかに泣いていた.

呼吸を意識して、よかった、とおもった.

あまり苦しまずに生まれてくれたのかな、と、なんとなくおもえた.

 

 

 

 

赤ちゃんはほとんど見えないところで、

体重や身長をはかられて、

一瞬見えた色は ねずみいろ?で、

うわ〜 色やばーい、とおもった.

 

高熱で、何らかの感染症を疑われていたので、

ほら、赤ちゃんよ、って見せてもらったのは、ほんの一瞬.

 

ああよかった、健康そうだ、

とおもえただけで、

顔とかぜんぜんみる余裕なかった.

そのまま、保育器に連れて行かれてしまった.

 

でも、まだ母性が芽生えていなかったので、

さほど気にならなかった.

母になった実感もなかった.

ただ、やっと陣痛から解放された安心感があった.

 

胎盤もすぐに出て、

先生に、胎盤みせてください!と言うと、

処理しようとしていたところを戻して見せてくれた、

のに、なぜだかまったく記憶にない.

わいさんは、でっかいレバーだった、と言っていた.

 

 

 

 

わいさんが、一時的に外に出されて、

切開した傷を縫う処置をされた.

やっと痛みから解放されたと思ったのに大間違い.

それまで、まったく、声をあげずに耐えたわたしも、

このときは、痛いです〜と泣き言を言った.

 

これがまた、すごく長くて、

なんども何度も、まだですか?あとどのくらいですか?

と 聞いてしまった.

 

 

 

 

処置が終わると、わいさんが入室し、

2時間くらい休んでるように言われた.

ほんとうに、これがさいごの ふたりきりになるだろうな、とおもった.

 

不思議なことに、

熱は下がっていた.

 

分娩台は固くて、横になってるのがつらい.

でも動けなかったので、そのまま.

 

わいさんと、

いかにわたしの いきみ方が上手で冷静で、

ビデオさながらだったか など話す.

 

何度も何度も、

ありがとう、よくがんばってくれた、

と、お礼を言われて、よい気分.

 

 

 

 

2時間後、

フラフラでトイレに行って、戻り、

まだ動けなさそうだったので、

もう1時間休むことになる.

 

わたしは、ひとりになるのが不安だったから、

わいさんには悪いけど、1時間でも延長できてよかった.

 

夜中1時くらいにわいさん帰る.

 

わたしは、車椅子に乗せられ、病室へ.

途中、ほんのすこしだけ、

保育器に入ってる我が子とご対面.

 

うわ〜

本物の赤ちゃんだあ.

 

でも、なぜか、このときどんな顔だったか、

寝てたのか、目あけてたのか、

やっぱり記憶にない.

興奮して、ちゃんと見る余裕なかったのかな.

 

明日からのスケジュールを説明されたけど、

疲れてまったく覚えられなかった.

 

 

 

 

感動できていない自分に不安を覚えながらも、

わいさんに送ってもらった、

生まれたての赤ちゃんの写真を何度も何度も何度も何度も見て、

その現実を受け止めるのに必死で、

頭が混乱して、

そして朝を迎えた.

 

 

何度も夢でみたことのある、

赤ちゃんのいる現実が、

ほんとうに、ほんとうに、

はじまったんだ、

 

とおもった.

 

 

おなじせかいに、わたしと、わいさんと、赤ちゃん、

同じ世界にいっしょにいるんだ、

すごいことだ!

 

 

 

 

それでもまだ、実感はわかなくて、

興奮が冷めるのと反対に、

忘れていた痛みが、どんどん どんどん

大きくなるのでした.

 

 

 

 

 

 

 

・我が子に会えた日の記録、前編

 

( ( あとで振り返るために、覚えてる範囲で、出産の記録を残しておこうとおもいます) )

 

 

出産予定日 2日前.

 

予定日には生まれてほしいなあと思っていたのに、

階段昇り降りなど運動するも、まったく兆候がなく、

あせったわたしに、父が、

明日(出産予定日の前日)、カニ食べに連れてってやる、贅沢なもん食べたら、びっくりして生まれるやろ、

と言うので、

気持ち悪いけど、すごく楽しみにして眠る.

 

 

 

 

出産予定日 前日

 

早朝、あまりの寒気で目を覚ます.

気のせいだと思いたかったが、関節痛までしてきて、いよいよ体がおかしい、

熱を測ったら37.1℃.

あまりにも具合が悪く、泣く泣く、

カニ、、無理そう、と両親に伝える.

無念・・・

 

9時半頃、なんとなく痛い気がしていたお腹が、やっぱり痛い気がして感覚はかってみたけど、

痛みが曖昧すぎてよくわからず.

 

念のため産院に連絡すると、

意外にも、入院の用意してすぐ来てくださいとの返事.

え、もう行っていいの?

気のせいだったら怒られるかな、どうしよう.

 

朝食まったく手をつけられず、

このままお産になったら体力やばいと思い、

甘酒を温めてもらったが、それすら飲めなかった.

熱でものすごく、具合が悪い!

 

10時半頃わいさん到着.

産院へ送ってもらう.

 

 

 

 

着いてすぐに分娩室へ.

自覚は全然なかったけど、陣痛がやはり始まっているらしく、感覚は3分きっていた.

あ、いま痛くなってきたでしょ?とか言われるけど、よくわからない程度の痛み.

え、これが陣痛?余裕じゃん、

と思ったじぶん、おばか.

 

それより熱がつらく、

測ったら38.5℃こえていた.

そのせいか、赤ちゃんの鼓動が早くなってしまってるらしく、許容範囲越えるとピーピーピー!と音がなるので、

そのたびに、心配で心配で泣きそうになる.

 

なぜこんな高熱が出たんだろう.

インフルエンザが疑われ、

わいさん以外の面会謝絶.

とりあえず解熱剤が点滴で投与された.

 

熱さがらないままお昼になり、

直感で、とにかく食べないと!とおもう.

助産師さんは、お昼用意してるけど、無理よね?って言ったけど、

いえ、食べたいです、と答えて驚かれる.

2/3ほどたいらげる.

わいさんが買ってきてくれたゼリーは残した.

 

陣痛が遠のいてしまったらしく、

陣痛室へ移動.

子宮口もぜんぜん開いてないらしく、

今日中には生まれないだろうと言われる.

 

熱がつらかったので、少しほっとした.

熱は37℃台に少しさがっていた.

 

3時頃?インフルエンザの検査をすると陰性だったが、高熱の原因不明のため、やはり面会謝絶.

 

そして急激に、本格的な痛みが襲う.

ああ、なるほど、これが陣痛か.

たしかに痛いわ.  あーなるほどなるほど.

声に出して、こーゆーことか!と言う.

 

痛みに合わせて、わいさんにテニスボールで押してもらう.

ほんの少し意味があるようなないような.

 

感覚は5分きっていたし、

着いた時とは明らかに違う、はっきりとした痛み.

子宮が握りつぶされるような、ねじられるような痛み.

子宮口は3センチから動きなしで、絶望する.

助産師さんが、笑いながら、まだまだよ〜と言うので悪魔に見えた.

 

 

 

 

6時頃、痛みも感覚も増し、

テニスボールなんかまったく意味がなくなった.

陣痛の間は、誰の問いかけにも応じられない.

身動きとれない.

痛みのあまり、声が出せないのだ.

 

夕飯が運ばれてきたが、食べられないので、わいさんに食べてもらう.

ご飯が美味しいことで評判の産院だったので、悔しくて悔しくて.

 

陣痛の間は、ベッドの上であぐらをかいて、ひたすら深呼吸に集中した.

特に、過呼吸にならないよう、長く吐く ということを意識した.

息を吐き切ると、自然に、新鮮な空気をたくさん吸える、と何かで読んだ気がしたから.

 

 

テニスボールの役割がなくなってしまったわいさんは、

なぜかわたしの深呼吸に合わせて、一緒にフーーー!と言っていた.

なんか、おもしろかった.

陣痛の間一緒に呼吸をしていたのに、いつのまにか夕食をペロリと完食していた.

わたしのビーフシチューは、わいさんの体力を回復させた.

 

わたしは、痛みのあまり、

二回か、三回、嘔吐した.

痛くて吐く、ということがあるんだと、初めて知った.

わいさんは、嫌がることなく介抱してくれた.

 

 

 

助産師さんは、それでも、まだまだよ

と言う.

ぜったいおかしい、ぜったいに!と思ったが、耐えるしかなかった.

 

痛みが、お腹ではなく、腰やおしりに来たら教えてね、と言われたけど、

もう、痛すぎて、どこが痛いのかわからないので何も言えなかった.

6時の時点で、子宮口まだ3センチとかだったので、

助産師さんはわたしのことを、痛がりだと思ったみたい.

 

 

 

 

気絶させてください〜と何度も思うくらい痛くて、

それでも直感で、これでは死ねないなとおもった. ほんとうに、まるで拷問.

逃げることのできない痛みが、いつまでもつづくように思えた.

 

そのうちに、

痛みに加えて、

もう、自分ではコントロールできない、何かが襲ってきた.

よく、肩こりとかで整体なんかで、体に流す 電気あるでしょう?

あれの、電力最大のを、何十個もお腹とおしりにつけてるかんじ.

どんなに力を抜こうとしたって、

勝手に筋肉が力を入れてしまう.

 

あんなに大きな力が自分の意思とは無関係に出せるこの体って、すごいなあと

いまではおもう.

 

 

あ、これがいきみたいって感覚なのかな?と思ったけど、あまりにも痛くて声も出せない.

さすがに助産師さんも、この痛がり方はおかしい、と思ったのか、

再び分娩室へ移動したのが9時くらい.

 

 

つづく

 

 

 

 

・奇跡よ、ありがとう

 

 

ホッと一息ついて、おもうことは、

なんて、ありがたいんだろう、ということ.

 

いくらエコーを見ても、

ベビーベッドやベビー服を用意しても、

ちっとも実感がわかなかったけど、

 

いまでは ちゃんと、

いつもそばに、赤ちゃんがいてくれて、

ふれれば あったかくて、いいにおいがして、

泣いてわたしを困らせたりして、

一人前の 人生を、見守らせてくれています..

 

 

わいさんは、

ほんとは一日中、娘のそばにいたいだろう.

それでもわたしたちのために、お仕事に行って、働いて.

わたしは、そのおかげで、娘のお世話や相手ができる.

この ちいさな かわいい生き物の そばにいられる.

もう2度とはもどってこない、

この一瞬 一瞬を、余すことなく、受け止めることができる.

きのうと きょうは、つながっているけど、

きょうは、きのうとは、明らかにちがってる.

その変化を、見守ることができる.

そして、じぶんや、家族の変化も感じることができる.

 

ありがたい

なんて、ありがたい.

 

このちいさなおしりに、おむつをあてられるのも、

いっしょうけんめいおっぱいをのむ顔をながめていられるのも、

泣いてくしゃくしゃになった顔を見られるのも、

あと、どのくらいだろう.

 

 

いままでも、なんてしあわせ者だろっておもってきたけれど、

あたらしい、おおきな、豊かなきもちを、娘にもらった気がする.

 

 

そして、

ひとりではできない、このありがたい体験を、

わいさんと分け合うことで、

 

ますます、わいさんに対する、感謝と尊敬の気持ちが大きくなった気がする.

 

 

思えば いま この現実が

奇跡のかたまりだ.

 

眠る娘の顔を見ていると、

過去のすべてに、ありがとうを言いたいきぶん.

 

生きててよかった

うまれてきて よかった

 

これからもよろしくおねがいします

 

 

f:id:matsumoto_ten:20170128120855p:plain

 

 

↓ 下のバナーをクリックして、このブログを応援していただけたらとってもうれしいです(^.^)

いつも よんでくれて ありがとう...

ブログランキング・にほんブログ村へ

 

出産の記録を、自分のために書けたらいいなー

・楽になった、と思った途端に体調が

 

 

楽なんです.

ここ3日くらい、劇的に.

 

モヒちん、夜11時から、朝の5時までスースー寝てます.

決まってその間です.

朝5時、ふぇっふぇ言い始めたら、授乳.

 

わたしは寝起き悪いのですが、

授乳してる間に目も体も覚めてきて、

5時半、モヒちんそのまま入眠、

そして、いいかんじにヨガをはじめられます.

 

ヨガのおわりは、シャバーサナっていう、一見ただ寝てるだけのポーズ.

で、そのまま眠っちゃいます.

 

気がつけば9時.

そろそろ起きよ、とおもえば、

モヒちんもふぇっふぇ言い始め、授乳.

 

10時頃朝ごはんたべて、

12時頃授乳.

ひるごはんたべます(朝ごはん遅いのに余裕でたべられる)

 

それからは、モヒカンちゃん、

ごきげんに、手足をバタバタさせて起きてるので、

いっしょにあそびます(^。^)

 

3時頃授乳して、

そのあともごきげんです.

 

わたしはたっぷり寝てるはずなのに、

ここで眠くなってしまい、

モヒカンちゃんを横に置いて夕寝してしまっても、

横でバタバタひとりで運動しています.

 

6時、授乳.

6時半ゆうごはん、

7時に、家族に寝ているモヒちんをみててもらって、わたしはおふろ.

 

9時に授乳.

10時に母と手分けしてモヒちんをおふろにいれます(母が9時半まで家で塾なので、遅くなっちゃう).

 

お風呂上がり授乳.

11時くらいまで、唯一ぐずる時間帯です.

 

で、11時くらいに、

あと1時間でまた授乳しなきゃだな〜

とか思ってると、

朝5時になってて焦ります!

え、もうそんなじかん!  ずっと寝てたのこの子!てなります.

 

その、奇跡の生活リズムが、

なんと3日もつづいてるんです.

 

ヨガのせいで、身体中が筋肉痛になってしまいました.

急に楽になったもんだから、

体がびっくりしたのか、

それとも気が抜けたのか、

なんだか、逆に体調わるい!

だるいんです.

おなかも壊しぎみだし...

 

自分の自由な時間がいっぱいあるのに、

とにかく眠くて起きていられない!

今までの寝不足分を取り戻すかのように.

 

 

・・こんな日々つづかないだろうし、

寝れるときに寝ておこう(^o^)

 

f:id:matsumoto_ten:20170127153352j:plain

 

↓ 下のバナーをクリックして、このブログを応援していただけたらとってもうれしいです(^.^)

いつも よんでくれて ありがとう...

ブログランキング・にほんブログ村へ

・もっと自由に!もっと楽しく!育児をあそぼう

 
 
出産日、謎の高熱を出したせいで、
出産後すぐに隔離され、
翌朝のオムツ替えや授乳の、丁寧なレクチャーを受け損ないました.
 
だから、
おむつのかえかたがまったくわからなくて、
まわりをキョロキョロみながら、
どうしよう、どうしよう、ってかえました.
 
それから、
赤ちゃんがかわいいと言うよりも、
うんちしてたらどうしよう、
泣いたらどうしよう、
吐いたらどうしよう、
母乳出なかったらどうしよう、
 
そうやって、
失敗ばかりおそれて、
模範解答通りにできないことが、恥ずかしく、だめなことなんだって、
思ってしまうようになってました.
 
 
だけどようやく気がつきました.
育児って、もっと自由でいいはずだ.
もっと色々、試したり楽しんだって、いいはずなんだ.
 
望むことはただひとつ、
この子がしあわせであること、
なのだから、
 
わたしは、
もっと あそぼうとおもう.
育児を、あそぼう!
 
 
おむつがえのとき、
おしりを乾燥させるために、
おしりふきでふいたあと、
ティッシュをあてて、
おしりをポヨポヨしてあそびます(^。^)
かわいいおしり!
ポヨポヨポヨポヨって言いながら笑ってると、
それまでおむつがえのたびにぎゃーって泣いてたモヒカンちゃん、
エヘーって言ってました.
 
 
寝たかな?とおもってベッドに置いたら、
やっぱり眠れなくてぎゃーって泣いたので、
ハンディカムを取り出して、
泣いてるモヒカンちゃんを実況中継(^。^)
いい思い出になりそう.
 
 
お昼に授乳した後、
モヒちゃんはご機嫌に起きてるので、
膝の上にのせて向かい合ってワイワイあそびました.
あまりにも眠くなっちゃって、
モヒちゃんを隣に置いて布団で眠ってしまったわたし.
何時間か経って起きると、
モヒちゃんは、まだご機嫌で、
隣でふんっ!ふんっ!ってひとりで運動してましたよ.
 

f:id:matsumoto_ten:20170126202602j:plain

小指 

 

 

↓ 下のバナーをクリックして、このブログを応援していただけたらとってもうれしいです(^.^)

いつも よんでくれて ありがとう...

ブログランキング・にほんブログ村へ